11 STEVE LUKATHER(スティーブルカサー)


 

スティーヴ・ルカサー(渡辺格 書)

言わずと知れたTOTOのギタリスト&ヴォーカリスト ですが、どんな人でも一度は彼の演奏を聴いたことがあるという程、世界中の ポップス・ロック界で20世紀最も有名なスタジオ・ミュージシャンでもあります。 私自身、数限り無く彼の参加レコードを聴きましたが、今回のレコーディングで スタジオ・ミュージシャンとしてその世界レベルの凄さを実感したところであります。

 

ルカサーの車

 

アメリカらしい出音をまんまハイフアイに録る、という方法に乗った分業。 まずミュージシャンは自分の機材での出音に責任を持つとこから始まり、 エンジニアはEQでゴチャゴチャいじらない。

その音は流石の一言で、トーン、レンジ感、エフェクトの空気感、音圧 弾いた瞬間パーフェクトという印象。
さらに内容もリードトラックをオブリ、ソロ含めてダ〜っと録った訳ですが、 かつて聴いたAORのレコードにソロだけあえてルカサーなどというのが多かった事実を 裏付けるかのごとく、試し弾きからオッケーまでの2〜3のテイクのそれぞれ全く違う アイデア、アプローチの見事さ。
感服いたしました。

さすが世界のロック・スタジオ・ソロイストという仕事ぶり。見事でした。 今回のサウンドはルカサー・モデルともいうアンプ、ポール・リヴェラの ボーンヘッド(なんと5台もってきてた)にLexiconのPCM70でステレオ・ディレイ というシンプルな音色が多かったようです。

 

(ビリーシーン/スティーブルカサー)二人ともビルボードのNo.1ソングを出したバンドのロックスターだけにそれぞれ BMWにベンツとカリフォルニア・ロック・スター成り上がり物語り。な感じも しつつ、やはりアメリカの音楽はシンプルにしかしいい音、というのが 基本であると、改めて思ったところです。

 

 

↓lukerack     
ルカサーのギターをもつ格くん
ルカサーの弦がTEA BAGのように^^

luke amp mic

セッティング

↑lukeguiter   

↓「マイケルジャクソン〜ビリージーンを弾いたルカサーのギター