Belgian



Abraxis
Abraxis 1977 COSの一作目に参加していたCharles Loos (key)と同じく初期COSに居たJean-Paul Musette (b)(MusetteはWaterlooにも居た)に、Waterlooに参加していたDirk Bogaert (fl)、Jack Mauer (ds)らが加わり結成したAbraxisの唯一作。フルートやピアノがリリカルで、若干カンタベリー風とも感じられるジャズロックの力作アルバムである。


Aksak Maboul
Onze Danses Pour Combattre La Migraine 1977
Un Peu De L'Ame Des Bandits 1980 時々メランコリックな曲、エスニック調の曲なども入るが、概ねMassacre/Killing timeあたりをジョークでやっているのかと思ってしまう世界が展開されていく。6曲目のCinemaは23分を越える長尺曲で、Henry Cowの様に計算され尽くされた曲。Fred Frith (g)やChris Cutler (ds)が参加しているからなー。全体として、緻密であって、同時に、ジャケットをはじめとしてSamlaの様に人をおちょくった、かなりイケてるアルバム。


COS
Postaeolian Train Robbery 1974
Viva boma 1976 Jazz rock / avan系と言われるが、キャッチーなメロディを、時にぶっ飛びながら、また時にhatfieldの様に滑らかに演奏する傑作。舌たらずな女性ボーカルがよい。
Babel 1978 ミラクル度が増したアルバム。
Swiss Chalet 1979 すこしコミカルな部分も見え隠れ。
Pasiones 1983


Isopoda
Acrostichon 1978 1st。Genesis、Garden shed的な、穏やかで歌メロ・雰囲気もよい良質シンフォだが、突出したところはなく、時代から見ても、埋もれてしまった感がある。
Taking Root 1979 2nd。穏やかなジェネシス風シンフォ。


Julverne
Coulonneux 1979
A Neuf 1980 ほとんどクラッシックの様なアルバム。
Emballade 1983
Ne Parlons Pas De Mahleur 1986


Machiavel
Machiavel 1976 1st。ストリングズ・アンサンブルが華やかに鳴り響きつつも、少しクラシカルなメロディ、翳りのある曲など展開。高校生のときに、日本盤レコードで聴いたときには少し重たく籠もった印象があった(ということで処分してしまっていた。)が、CD化されてそれは誤解だったと判明。 Jack Roskam (g), Roland De Greef (b), Marc Ysaye (ds, vo), Albert Letecheur (key)。
Jester 1977 ギターがJean Paul Devauxに交代し、Flute&Sax奏者Mario Guccioが加わった2枚目。
Mechanical Moonbeams 1978 3rd。イエスに近いサウンド傾向。ポップなシンフォニックロックの傑作。とにかくメロディーがキャッチー。
Urban Games 1979 4th。ポップス化。
New Lines 1980 5th。ポップな歌ものアルバム。The Policeが流行っていた時期だけに、ポリス風の楽曲などもある。Marc Ysaye (ds,vo)、Thierry Plas (g)、Roland De Greef (b,synth)、Mario Guccio (sax,vo)
Virtual Sun 1999 復活作の本アルバムは70年代のポップなイエス的なものではなく、90年代的サウンドに変化。音楽自体は、ピンクフロイド的な面、そしてたまにロバート・プラント的なボーカルが登場する (zeppelineのRock and Roll似?)、短調メロディの楽曲が主体となったシンフォとなった。


Recreation
Recreation 1971 プログレ前夜的な音の、カンタベリー風オルガントリオの1作目。
Music or Not Music 1972 2作目。


Univers Zero
Ceux Du Dehors 1981 フランスのMagmaの様に迫りくる様な感触があり、ズシンと腹に響くような不安感を煽るような音楽はとても独特。
Uzed 1984


Wallace Collection
Laughing Cavalier 1969 クラシカルさとビートルズ的ポップさがミックスされたアートなアルバム。


Waterloo
First Battle 1970 ベース、ドラムス、ギターのヘビーさと、ボーカルのポップさが同居した、そして、フルートやオルガンがアートでいい感じを出している、吸い込まれそうな音空間のアートなロックアルバム。ラストの11分の大作はフルートがリードをとる同時代的なジャズ・ロック的な楽曲。唯一作。



Home                              Music                              TOP