* Charisma
出版界にいたトニー・ストラットン・スミス(1933-1987)が、複数のバンドのマネジメントを行うようになり、効率的にこれを行うために設立したレーベル。当初はB&Cからディストリビュート。その後、フォノグラムからの配給になる。1985年にVirginに売却。
Rare Bird / Rare Bird 1969 Graham Field : org, David Kaffinetti : e-pf, Steve Gould : b,vo, Mark Ashton : ds
1st。オルガンとエレピのダブル・キーボードを伴奏に歌う曲が展開していく。1曲目(Iceberg)のオルガンに導かれて始まるところから魅力的な予感。
Van Der Graaf Generator / The Least We Can Do Is Wave To Each Other 1970 カリスマ・レーベル移籍後第一弾。冒頭のDarknessで、ヒュー・バントンのオルガンで単音を延々と鳴らし続けるところが、とにかく、恰好よい。ハミルの狂おしいボーカルも素晴らしい。
Rare Bird / As Your Mind Flies By 1970 旧B面を占める大作のフライトでは、コーラスなども導入して壮大に。その他の曲もできがなかなかによい。代表作。Graham Field : Org & assorted key, David Kaffinetti : e-pf & assorted key, Steve Gould : vo, b, Mark Ashton : ds
Audience / Friend's Friend's Friend 1970 ロンドンを活動拠点としていたフォークロックバンドAudienceの2作目。全体にポップではあるが、比較的長尺曲では、フルート、サックスをはじめ各種木管楽器が、楽曲の展開にアクセントを与えており、めまぐるしさや美しさを演出している。
The Nice / Five Bridges 1970 Keith Emersonの大作指向はELPのBrain Saladやworks以前の本アルバムでも顕著に出ていて、冒頭、オーケストラがクラシックを演奏しているのではいかと思えるようなパートに始まり、途中から、Emersonのピアノが登場する。ライブアルバム。
Jackson Heights / King Progress 1970 リー・ジャクソン(元ナイス)が結成したバンドの1作目。フォーキーで穏やかなアルバム。
Genesis / Trespass 1970 2nd。音は素朴。しかし、デビューアルバムのような特徴のあまりないポップス・アルバムからすれば格段の進歩というか、プログレ・ジェネシスの始まり。
Peter Gabriel(vo,fl), Anthony Phillips (g), Anthony Banks (org, pf, mellotron), Michael Rutherford (12g, b), John Mayhew (ds)
Van Der Graaf Generator / H to He, Who Am The Only One 1970 ロバート・フリップもゲスト参加。冒頭の名曲killerのハミルが歌いだす瞬間からノックアウトされてしまう。傑作。
Audience / The House On The Hill 1971 ジャケがヒプノシス。従来よりはメジャーなバランスのよいロック音楽づくりがなされている。なかなか良い。
Peter Hammill / Fool's Mate 1971 1stソロ。Hammillのすべての音楽の原型が、すでに、ここに見られる。傑作。VDGGメンバーのみならず、ロバート・フリップも参加。ジャケはPaul Whitehead。
Van Der Graaf Generator / Pawn Hearts 1971 ロバート・フリップがプロデュースの傑作アルバム。Lemmingsは生きることへの叫び、Man Ergはいきなり「僕の中に殺しやが」と歌詞だけでインパクト200%。なお米国盤レコードはA1とA2の間にTheme Oneが入っていて、少し違和感。
Genesis / Nursery Cryme 1971 本アルバムからスティーブ・ハケット(g)、フィル・コリンズ(ds)が参加。以後、多数のジェネシス・フォロアーが出現したが、その元祖がこのアルバム。
Audience / Lunch 1972 4作目にして最終作。ひねりの効いたパブ・ロック。
Capability Brown / From Scratch 1972 デビューアルバムから完成度高い。コーラスが美しく、楽曲は、ポップでメロディもよく、素晴らしい。
Genesis / Foxtrot 1972 旧B面のsupper's readyは超絶的テクを使わないで、編集技術による、一つのプログレ様式を作り上げている。初期の傑作アルバム
Bo Hansson / Lord Of The Rings 1972 スウェーデンSilenceレーベルからアルバムを出していたボ・ハンソン(key)の英国デビュー作。トールキンの指輪物語を音で表現しているもので、辺境ものの様なノスタルジックなオルガンとmoogの音が、思い出せそうで思い出せない夢のような不思議な世界を作っている。
String Driven Thing / String Driven Thing 1972 1st。アップテンポの曲では、e-gはかき鳴らし、ヴァイオリンは劈く様な音だし、アップテンポな曲では男女ボーカルも投げ出すような歌い方。スローな曲もあるものの、結構サイケな感じのフォーク・ロックのアルバムだと思う。
Hawk / Jo'burg Hawk 1972 南アフリカのバンド。時々アフリカの呪術的な泥臭い部分がみられるロックのアルバム。
Peter Hammill / Chameleon In The Shadow Of The Night 1973 ソロ2作目。Fools mateがカラフルだったのに対し、こちらは、音楽自体に寂しさが少し漂う。ラストのBlack RoomからThe Towerはパワー全開で納得。
Capability Brown / Voice 1973 2nd。いきなり、Affinityの冒頭の曲I am and so are youのアレンジ違いというか、Queenばりのコーラスが入るバージョンで快進撃開始。ロックンロール調、20分超の組曲など展開するが、全般にコーラスがすばらしいアルバム。また、ヒプノシスのジャケで有名。
String Driven Thing / The Machine That Cried 1973 後にVDGに加盟するGrahame Smith (vln)が居たので有名なフォーク・ロック・バンドの2枚目。フォーク・ロックとっても、かなりロックに近い方。このvlnの音は確かにハミルと共演しているときの音!スミスのvlnと、頼りなげなあまり上手とは言えない女性voが、良い味を出している。
Genesis / Live 1973 ピーター・ガブリエルのかぶり物を初めて見たのが、このジャケ。みな座って演奏してる。前3作の曲を演奏。迫りくるキーボード、ダイナミックなベース、叩きまくるドラムス/シンバルに圧倒されるが、1枚組なのですぐ終わってしまうところが残念。
Genesis / Selling England By The Pound 1973 6作目。メロディーが、とてもわかりやすく、かつ、ミステリアス。旧A面ラストは、フィル・コリンズが歌ってる。Firth of FifthやCinema showなど、昔、聴き倒した。大傑作。
Peter Hammill / The Silent Corner And The Empty Stage 1974 ソロ3作目。これも地味に聞こえるが、結構よい。ラストは前作同様にドラマティックな長尺曲で、圧巻。
Robert John Godfrey / Fall Of Hyperion 1974 Barclay James Harvestの1作目及びOnce Againでオーケストラの指揮をしていたGodfreyの初ソロ。後に結成するEnidの雰囲気がすでに本作に表れている。演奏が主体であるが、ミュージカルの様なドラマチックさがある。
Refugee / Refugee 1974 パトリック・モラーツのキーボードが、Yes加入前に、すでに炸裂している。Patrick Moraz : org, mini-moog, AKS synth, Pf, Clavinet, Pipe org, mellotron, marimba, e-p, etc. , Brian Davison, ds, Lee Jackson : b, vo.
Peter Hammill / In Camera 1974 4作目。一連のソロアルバムの中で傑作と言われているが、B面ラストの延々と音が鳴り響いているところは少し辛い。。
String Driven Thing / Please Mind Your Head 1974 3rd。従来の土臭さというかフォーク色が後退し、ロックよりのアルバムとなった。
Genesis / The Lamb lies Down On Broadway 1974 7作目の2枚組問題作。いままでのファンタジー路線ではない。このアルバムを最後にピーター・ガブリエルは脱退。
Peter Hammill / Nadir's Big Chance 1975 5作目。早すぎたパンク?ぶっ壊れ度もかなりイケテいる。高校生の時にはまったアルバム。
Van Der Graaf Generator / Godbluff 1975 アコギからエレキギターに持ち替えたハミル率いるVDGG復活第一弾。Hammillのエネルギーが爆発。音楽はハードかつメロディーがよく、ハミルのささやくような歌い方を聴くだけでゾクっとくる。
Steve Hackett / Voyage Of The Acolyte 1975 Genesis在籍中に制作したソロ・デビュー作。Genesis直系の幻想的なアルバムで傑作。
Van Der Graaf Generator / Still Life 1976 いきなり高らかに歌い上げる曲pilgrimsでスタートし、2曲目の前半が静かな歌い方のstill lifeに。Hammillの生きること、愛に対する不安と期待を切々と歌い上げていく
Brand X / Unorthodox Behavior 1976 1作目。John Goodsall (g), Percy Jones (b), Robin Lumley (key), Phil Collins (dr)による、ブリティッシュ・ジャズ・ロックの大傑作アルバム。スリリングで、テクニカル、かつ、メロディーも良いし、安易なフュージョンではないものの心地よい。絶妙なバランス。決して、フィル・コリンズの余技ではない。
Van Der Graaf Generator / World Record 1976 歌詞は相変わらず。旧B面1曲目のHammillのレゲエ風e-gソロはご愛敬。ラストのWonderingはハミルが放つ永遠のアリア。超名曲。
Genesis / A Trick Of The Tail 1976 8作目。ガブリエル脱退の危機を、フィル・コリンズがボーカルをとることで乗り切るというか、いきなり傑作ジャン。変拍子だらけなのに、ファンタジックなメロディでもって疾走してしまっている。
Patrick Moraz / The Story Of I 1976 Yes在籍中のファースト・ソロ。ラテン三部作第一弾。ラテンのリズムとシンフォニック・ロックの絶妙なマッチになっている。インパクト大の傑作アルバム
The Alan Parsons Project / Tales OF Mystery And Imagination Edgar Allan Poe 1976 Pink Floydの狂気のエンジニアを務めたアラン・パーソンが、Eric WoolfsonやAndrew Powellらとともに始めたプロジェクトによる第一作。ポーの小説を音楽化。シンフォニックなポップ・ロック。大鴉、告げ口心臓、アッシャー家の崩壊などを取り上げている。アッシャー家は15分のインスト曲で、部屋を暗くして、じっと聴いていると、スリラー映画音楽の様で、どっきりする部分もある。傑作。
Hawkwind / Astounding Sounds, Amazing Music 1976 ホークウィンドのラリっているところや、前作、前々作のようなスペイシーなプログレ風、といったこれまでの雰囲気は後退して、彼ららしい音は残っているところもあるが、かっちりした現実世界の音楽になってきている。Dave Brock (vo,g,synth), Robert Calvert (vo), Simon House (key,vln), Alan Powell (ds), Paul Rudolph (b), Nik Turner (sax,fl)
Genesis / Wind And Wuthering 1976 9作目。邦題「静寂の嵐」だけれども、音は、トニー・バンクスのキーボードの嵐。このアルバムを最後に、スティーブ・ハケットは脱退する。中学時代、最初に聴いたジェネシスがこれ。
Peter Hammill / Over 1977 ソロ6作目。VDGGもVDGもみんな終わり(Over)という意味か。これ以降の、長いソロ活動の再出発として踏ん切りがついたのか?Vitalと違って落ち着いた、余裕の音楽。
Brand X / Moroccan Roll 1977 2作目。この時代は、既に叙情派プログレなどは見向きもされず、パンクか先鋭的なクロスオーバー。このアルバムは、クロスオーバーの先端を行っていた。冒頭のSun in the Nightはボーカル曲。その後は、高速ジャズロック、strings ensembleとエレピがポイントとなるメロウな曲などが展開。傑作。
Van Der Graaf / The Quiet Zone The Pleasure Dome 1977 ヒュー・バントン(b,org)脱退により、VDGGのgenerator部分が消えてしまった。グレイアム・スミス(vln)が参加し、ジプシー的な音楽に。
Brand X / Livestock 1977 3作目のとてつもなく素晴らしライブアルバム。冒頭からキューンという様な音に聞こえるキーボードとギターのアンサンブルでイチコロ。ベースも格好良い。
1.Nightmare Patrol, 2.-Ish, 3.Euthanasia Waltz (Unorthdox Behaviour収録曲), 4. Isis mourning, 5. Malaga Virgen (Moroccan Roll収録曲)
Genesis / Second Out 1977 10作目。2回目のライブアルバム。でも、前回とは、なんと変わったか。とにかく華やかで、疾走感がたまらない。ドラムはコリンズが歌っているときは、チェスター・トンプソンかビル・ブルッフォード。
Peter Gabriel / Peter Gabriel (1) 1977 幻惑のブロードウェイを最後に脱退し、やりたいことをあれこれやっているソロ第一弾。1.Moribund the Burgermeister, 2.Solsbury Hill, 3. Modern Love, 4. Excuse me, 5.Humdrum, 6.Slowburn, 7.Wating for the Big One, 8.Down the Dolce Vita, 9.Here Comes the Flood
Allan Schwartzberg : ds, Tony Levin : b, Jim Maelen : perc, Steve Hunter : g, Robert Fripp : g, Jozef Chirowski : key, Larry Fast : synth., PG: vo. Key, Flute, Dick Wagner : b-vo, g on 9, The London Symphony Orch.
Patrick Moraz / Out In The Sun 1977 ラテン三部作第二弾。前作ほどラテン系ノリノリではなく、クラシカル、ストレートなロック、様々な要素がラテンのリズムに乗って展開されるアルバム。
Hawkwind / Quark Strangeness And Charm 1977 Robert Calvert (vo), Dave Brock (vo,g,synth), Adrian Shaw (b), Simon ouse (key,vln), Simon King (ds)
Peter Hammill / The Future Now 1978 ソロ7作目。ほとんどを一人でこなし、といっても、ピアノとギターを弾きながらに弾き語り。すでに孤高の世界に突入している。
なお、作りが少し荒いと思っていたが、VDGGとしての最後のコンサートが予定されていたから本作のレコーディング期間はとても短かったということを知り納得。
Brand X / Masques 1978 4作目。少しフュージョンよりの曲もあるがは、ゆったりしたよいメロディの曲などでOK。他は、相変わらず、壮絶演奏パートである。
Genesis / ...And Then There Were Three... 1978 11作目。ハケットもいなくなり3人が残った。マイケル・ラザフォードがベースとギターを兼務。当時はポップスになったといわれたが、そんなことはない。良い曲だらけ。
Steve Hackett / Please Don't Touch! 1978 Genesis脱退後に制作したソロ第二弾。本作もノスタルジックかつファンタジック。
Peter Gabriel (II) 1978 アナーキーな感じがする2nd。 1.On the Air, 4.DIY, 3.Mother of Violence, 4.A Wonderful Day in a One-way World, 5.White Shadow, 6.Indigo, 7.Animal Magic, 8.Exposure, 9.Flotsam and Jetsam, 10.Perspective, 11.Home Sweet Home
Bayete : key, Roy Bittan : key, Tony Levin : b, Sindey McCinnins : g, Robert Fripp : g, Larry Fast : synth. , PG : vo.key, Jerry Marotta : b-vo, Timmy Capello : sax, George Marge : recorder
Patrick Moraz / Patrick Moraz 1978 ラテン三部作第三弾。パーカッション以外のほとんどをモラーツが演奏。パーカッションはブラジルのDjaima Correa。冒頭、ジャングルの中の鳥のさえずり(Bird Whistles)から始まり、アコースティック楽器、アナログ・キーボード、そしてディジタル・キーボードによる演奏へと展開していく。原始社会と文明社会の葛藤を表したトータルアルバム。旧B面1曲目は、モラーツがヴォコーダーを通して歌っていて印象的。
Van Der Graaf / Vital 1978 Hugh Banton (org)が脱退し、String Driven ThingsのGraham Smith (vln)が参加しての1978年のマーキーでのライブ。Charies Dickie (Cello,E-pf)もいるが、やはりSmithの悲鳴のようなバイオリンがすごい。Nic Potterのベースが唸り、Guy Evansのドラムは叩きまくり、Hammillのe-gも歪みまくる。Bantonの不在をこれらの歪んだ音でカバーし、ハミルが絶唱。すごい迫力。途中から、David Jacsonのsax,flも登場し、雰囲気を加える。
Peter Hammill / Ph7 1979 ソロ8作目。結構、昔聴いていたのを思い出した。聴いていると、70年代の彼のソロが蘇ってくるようなアルバム。
Brand X / Product 1979 5作目。いきなりフィル・コリンズの歌で始まり、まるでGenesisのDukeやアバカブ辺りの音。2曲目は従来のブランドX健在。3曲目はまた、フィルの歌。中にはPat Metheny Group風のものもあり。なかなか良いアルバム。
Tony Banks / A Curious Feeling 1979 Genesisのキーボード奏者Tonyの初ソロアルバム。GenesisのDuke期のアルバムであり、使用しているキーボードも軽い音で似ている。キーボードの他、ギター等も彼が演奏しており、Chester Thompson (ds)とKim Beacon (vo)が助っ人に入っている。アルバム発表当時、本作を聴いて、少し期待とは違うかなと思った。
Steve Hackett / Spectral Mornings 1979 ファンタジーから現実世界に戻ってきた感のあるアルバム。とは言っても、伸びやかで美しいアルバムで傑作。タイトル曲のギターフレーズは耳に残る印象的な名曲。
Mike Rutherford / Smallcreep's Day 1980 Genesisメンバーがソロを発表するなか、Rutherfordも出したソロ一作目。Anthony Philips (key)、Simon Philips (ds)、Morris Pert (perc)らが参加。GenesisのプログレDNAを発揮。
Brand X / Do They Hurt? 1980 前作に続き、2組のリズム隊による6作目。相変わらず、非常にテクニカルな演奏。
Peter Gabriel / Peter Gabriel (III) 1980 第三世界への関心が始まり、PGのスタイルを確立。1.Intruder, 2.No Self Control, 3.Start, 4.I Don't Remember, 5.Family Snapshot, 6.And Through The Wire, 7.Games Without Frontiers, 8.Not One Of Us, 9.Lead a Normal Life, 10.Biko
Ds-Jerry Marotta, Phil Collins, Perc-Morris Pert, Jerry Marotta, PG, B-John Giblin, Bass Synth-Larry Fast, PG,. Stick-Tony Levin, g-David Rhodes, Paul Weller, Robert Fripp, Davy Gregory, Sax-Dick Morrissey, Pf-PG, B-vo-David Rhodes, Kate Bush
PGは、1980年にWOMADを結成。
Steve Hackett / Defector 1980 現実世界で、初期ソロのアルバムのエッセンスを持ち込んだために、少しミステリアス風味になったアルバム。ソロ第四弾。
Genesis / Duke 1980 12作目。久々のトータルアルバム。keyに、ちょっと音がよれるところがある。
Genesis / Abacab 1981 いきなりホーンできたかと思ってしまい、当時はちょっと引いてしまった。今聴くと悪くない。
Steve Hackett / Cured 1981 前作までのバンド形式ではなく、S.Hackett (g,b,vo)とNick Magnus (key, Drum Programming)で制作したソロ第五弾。ジャケットのように明るさが目立つが、基本路線は不変。クラシック・ギターによる演奏などもなかなかよい。GenesisのサウンドはS.Hackettだったのだなあと実感する。
Rick Wakeman / 1984 1981 端正で明るいメロディのシンフォニック。チャカ・カーンやジョン・アンダーソンがボーカルで参加していて、リック・ウエイクマンがしばしば、へたくそなボーカリストを選んでしまっている他のアルバムに比べるとても安心して聴ける。
Rick Wakeman / The Burning 1981 トニー・メイラム監督のホラー映画のサントラ盤。ラストを除き、ほとんど、ホラー映画のサントラとは思えない、おどろおどろしくない曲が多い。
Genesis / Three Sides Live 1982 このころはレコードは買ってなかったので、2枚組計4面のうち、3面までだけがライブだったとはしらなかった。CDでは、全部ライブ。昔の曲も入っている(In the Cage, cinema show, Afterglow, fountain of salmacis, it, watcher of the skies)。
Peter Gabriel / Peter Gabriel (IV) 1982 ショック・ザ・モンキーがヒット。1.The Rhythm of the Heat, 2.San Jacinto, 3.I Have the Touch, 4.The Family and the Fishing Net, 5.Shock the Monkey, 6.Lay Your Hands On Me, 7.Wallflower, 8.Kiss of Life
PG, Jerry Marotta, Tony Levin, Larry Fast, David Rhodes, John Ellis, Roberto Laneri, Morris Pert, Stephen Paine, David Lord, Peter Hammill, Jill Gabriel, Ekome Dance Company
Genesis / Genesis 1983 80年代Genesisの傑作アルバムと言われている。確かにサウンド・プロダクションは変わった。
Steve Hackett / Highly Strurng 1983 バンド形態に戻った6作目。時代に合わせた演奏もあるが、ハケットの基本的な手法は不変。
Rick Wakeman / Cost Of Living 1983 タイトル曲はしばしばセルフカバーされている。
Peter Hammill / The Love Songs 1984 ソロ14作目。従来発表してきたソロアルバムの中のラブ・ソングを集めたもの。オーケストラを入れたり、バンド形式にして演奏しなおしたりしており、聴いたずいぶん感じが違う。
Genesis / Invisible Touch 1986 16作目。Best Hit USA御用達ソング多数。そういうモノと思って聴くと結構これがよい。
Genesis / We Can't Dance 1991 17作目。メロはよい曲が多い。フィル・コリンズのソロのよう。
Genesis / The Way We Walk, Vol.1 (Shorts) 1992 1.Land of Confusion, 2.No son of mine, 3.Jesus He Knows Me, 4.Throwing it All Away, 5.I Can't Dance, 6.Mama, 7.Hold on my Heart, 8.That's all, 9.In Too Deep, 10.Tonight, Tonight, Tonight, 11.Invisible Touch
Genesis / The Way We Walk, Vol.2 (Longs) 1993 1.Old Medley (Dance on a volcano-Lamb lies down on broadway-The Musical Box-Firth of Fifth-I know what I like), 2.Driving the Last Spike, 3.Domino, 4.Fading Lights, 5.Home by the sea/second home by the sea, 6.Drum duet
Genesis / ...Calling All Stations... 1997 そして2人が残った+新人ボーカル。前作(we can't dance)の様な雰囲気ではあるが、ボーカルが変わったことによって、引っかかりが無くなってしまい、さらっとBGM的になってきた。Banksは、いつものとおり、張り切っている。


LABEL : CHARISMA

CAS 1005 Rare Bird / Rare Bird 1969
CAS 1007 Van Der Graaf Generator / The Least We Can Do Is Wave To Each Other 1970
CAS 1011 Rare Bird / As Your Mind Flies By 1970
CAS 1012 Audience / Friend's Friend's Friend 1970
CAS 1014 The Nice / Five Bridges 1970
CAS 1018 Jackson Heights / King Progress 1970
CAS 1020 Genesis / Trespass 1970
CAS 1027 Van Der Graaf Generator / H to He, Who Am The Only One 1970
CAS 1030 The Nice / Elegy 1971
CAS 1032 Audience / The House On The Hill 1971
CAS 1037 Peter Hammill / Fool's Mate 1971
CAS 1051 Van Der Graaf Generator / Pawn Hearts 1971
CAS 1052 Genesis / Nursery Cryme 1971
CAS 1053 Bell+ARC / Bell+ARC 1971
CAS 1054 Audience / Lunch 1972
CAS 1056 Capability Brown / From Scratch 1972
CAS 1058 Genesis / Foxtrot 1972
CAS 1059 Bo Hansson / Lord Of The Rings 1972
CAS 1062 String Driven Thing / String Driven Thing 1972
CAS 1064 Hawk / Jo'burg Hawk 1972
CAS 1067 Peter Hammill / Chameleon In The Shadow Of The Night 1973
CAS 1068 Capability Brown / Voice 1973
CAS 1070 String Driven Thing / The Machine That Cried 1973
CAS 1072 Le Orme / Felona ANd Sorona 1973
CAS 1073 Bo Hansson / Magician's Hat 1973
CLASS 1 Genesis / Live 1973
CAS 1074 Genesis / Selling England By The Pound 1973
CAS 1083 Peter Hammill / The Silent Corner And The Empty Stage 1974
CAS 1084 Robert John Godfrey / Fall Of Hyperion 1974
CAS 1087 Refugee / Refugee 1974
CAS 1089 Peter Hammill / In Camera 1974
CAS 1097 String Driven Thing / Please Mind Your Head 1974
CGS 101 Genesis / The Lamb lies Down On Broadway 1974
CAS 1099 Peter Hammill / Nadir's Big Chance 1975
CAS 1109 Van Der Graaf Generator / Godbluff 1975
CAS 1111 Steve Hackett / Voyage Of The Acolyte 1975
CAS 1112 String Driven Thing / Keep Yer Hand On It 1976
CAS 1113 Bo Hansson / Attic Thoughts 1976
CAS 1116 Van Der Graaf Generator / Still Life 1976
CAS 1117 Brand X / Unorthodox Behavior 1976
CAS 1120 Van Der Graaf Generator / World Record 1976
CDS 4001 Genesis / A Trick Of The Tail 1976
CDS 4002 Patrick Moraz / The Story Of I 1976
CDS 4003 The Alan Parsons Project / Tales OF Mystery And Imagination Edgar Allan Poe 1976
CDS 4004 Hawkwind / Astounding Sounds, Amazing Music 1976
CDS 4005 Genesis / Wind And Wuthering 1976
CAS 1125 Peter Hammill / Over 1977
CAS 1126 Brand X / Moroccan Roll 1977
CAS 1131 Van Der Graaf / The Quiet Zone The Pleasure Dome 1977
CLASS 5 Brand X / Livestock 1977
GE 2001 Genesis / Second Out 1977
CDS 4006 Peter Gabriel / Peter Gabriel (1) 1977
CDS 4007 Patrick Moraz / Out In The Sun 1977
CDS 4008 Hawkwind / Quark Strangeness And Charm 1977
CAS 1137 Peter Hammill / The Future Now 1978
CAS 1138 Brand X / Masques 1978
CDS 4010 Genesis / ...And Then There Were Three... 1978
CDS 4011 Nik Turner / Sphynx-Xitintoday 1978
CDS 4012 Steve Hackett / Please Don't Touch! 1978
CDS 4013 Peter Gabriel (II) 1978
CDS 4015 Patrick Moraz / Patrick Moraz 1978
CVLD 101 Van Der Graaf / Vital 1978
CAS 1146 Peter Hammill / Ph7 1979
CAS 1147 Brand X / Product 1979
CAS 1148 Tony Banks / A Curious Feeling 1979
CDS 4016 Hawkwind / PXR 5 1979
CDS 4017 Steve Hackett / Spectral Mornings 1979
CAS1149 Mike Rutherford / Smallcreep's Day 1980
CAS 1151 Brand X / Do They Hurt? 1980
CDS 4019 Peter Gabriel / Peter Gabriel (III) 1980
CDS 4018 Steve Hackett / Defector 1980
CBR 101 Genesis / Duke 1980
CBR 102 Genesis / Abacab 1981
CDS 4021 Steve Hackett / Cured 1981
CDS 4022 Rick Wakeman / 1984 1981
GE 2002 Genesis / Three Sides Live 1982
PG 4 Peter Gabriel / Peter Gabriel (IV) 1982
GEN LP1 Genesis / Genesis 1983
PGDL 1 Peter Gabriel / Plays Live 1983
HACK 1 Steve Hackett / Highly Strurng 1983
TBLP1 Tony Banks / The Fugitive 1983
CAS 1167 Peter Gabriel / Birdy 1985
GEN LP2 Genesis / Invisible Touch 1986
CAS 1173 Tony Banks / Soundtracks 1987
GEN LP3 Genesis / We Can't Dance 1991
GEN CD4 Genesis / The Way We Walk, Vol.1 (Shorts) 1992
GEN CD5 Genesis / The Way We Walk, Vol.2 (Longs) 1993
GEN CD6 Genesis / ...Calling All Stations... 1997





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