* DAWN
大手パイ・レコードのオールタナティブ・レーベル
Trader Horne / Morning Way 1970 バイオリン、フルートなどの入った男女ボーカルの儚げなメルヘンチックなフォーックロック
The Trio / The Trio 1970 John Surman (sax,cl), Barre Phillips (b), Stu Martin (ds)によるフリー・ジャズのアルバム。マシーンの5作目などと同様に結構聴きやすい。
Quiet World / The Road 1970 S.Hackettがジェネシス参加以前に在籍したプロジェクトということで有名。メロトロンなどの効果でドラマチックに仕立てあげられている。Moody Bluesのような感じもする。
Donovan / Open Road 1970 バンド形態で演奏したアルバム。Celtic Rockのメロディーは、HMSでもテーマに使われていて、耳に残る曲。
Heron / Heron 1970 牧歌的でメロディも魅力的なフォーク・ロックのアルバム。
Titus Groan / Titus Groan 1970
Demon Fuzz / Afreaka! 1970 黒人によるバンドで、Sax、トロンボーンといったブラス、コンガなどのパーカッションなどが特徴の少しジャズ係ったオルガンロック。
John McLaughlin, John Surman, Karl Berger, Stu Martin and Dave Holland / Where Fortune Smiles 1971
Comus / First Utterance 1971 ジャケは怖いし、音楽の方ものっけから不協和音と妖しいリズムの英アシッドフォーク。特に、2曲目は、ヒュードロドロの音響が漂うなかで、アコギのアルペジオと儚げな女性ボーカル。中間部はバイオリンとフルートの美しい調べが出てくるも、またヒュードロが始まる。
Donovan / H.S.M. Donovan 1971 童話の絵本を読んでいるような牧歌的・詩的なアルバム。ジャケが昔から気になっていたが、CD化されてようやく聴けたアルバム。
Jonesy / No Alternative 1972 イエスの3rdあたりに近いハードロック・プログレ。メロトロンとリードギターがユニゾンとったり、かけ合いしたりと、メロトロンの乱暴な使い方が有名。おいおい、メロトロンはテープレコーダの親戚のような機械であることを知ってるか?と言われても、天下御免の名(迷)盤。
Gravy Train / Second Birth 1973 ドーン・レーベル移籍第一弾。新機軸のハードロック路線を打ち出す。
Jonesy / Keeping Up 1973 Alan Bownのフリューゲルホーンがポイントの2nd。メロトロンをクリムゾン的に効果的に使ってドラマチックに。
Fruupp / Future Legends 1973 60年代に舞踏場などで演奏していたVincent McGusker (g)が、71年にプログレを演るべく北アイルランドで結成したバンドの1作目。ファンタジックな音楽。この手のバンドは演奏が拙いところがあってもそれが魅力になる。牧歌的、ときどきスローなジャズ風でありながら、まかり間違えると演歌に成りかねない琴線に触れるメロディーが特徴。1stでは、まだ、ある意味ファンタジーになりきれていなくて、オルガンが中心のロック的なアルバムであるともいえる。
Jonesy / Growing 1973 ポップな曲、弦が中心のメランコリックな曲、インプロビゼーションが中心の曲など、多様性が出てきた最終作。
Quicksand / Home Is Where I Belong 1974 ゴリッとしたベース、コーラスなどが特徴の、Yesとバークレイ・ジェームズ・ハーベストを足して2で割って、七がけしたような感じのアルバム。唯一作。ジャケットがダサイが、楽曲は結構良い。
Fruupp / Seven Secrets 1974 2作目。ジェネシスを、少し拙く(聞こえる)、そして、少し演歌風味にした、ファンタジー系アルバム。クラシック調の曲をロック・フォーマットでやろうとして、若干拙さを路 程してしまっているが、全体的に美しい曲が多い。
Gravy Train / Staircase To The Day 1974 4th。ロジャー・ディーンのジャケットが有名。ここに表現されている化け物のようなハードな路線を踏襲。さりげなくはいるkeyとか、人懐っこいメロディとかがポイントか。
Fruupp / The Prince Of Heaven's Eyes 1974 3作目。演奏も安定し、楽曲も魅力的。ファンタジー系のシンフォニック・プログレのアルバムとしてかなり良い。名作。
Fruupp / Modern Masquerades 1975 4作目。Ian McCdonaldプロデュース、Saxでも参加。演歌の様なギターだが、ファンタジック。GormenghastのIanのサックスが美しい。



LABEL : Dawn 

DNLS3004 Trader Horne / Morning Way (1970)
DNLS3006 The Trio / The Trio (1970)
DNLS3007 Quiet World / The Road (1970)
DNLS3008 Mungo Jerry / Mungo Jerry (1970)
DNLS3009 Donovan / Open Road (1970)
DNLS3010 Heron / Heron (1970)
DNLS3012 Titus Groan / Titus Groan (1970)
DNLS3013 Demon Fuzz / Afreaka! (1970)
DNLA3018 John McLaughlin, John Surman, Karl Berger, Stu Martin and Dave Holland (1971)
DNLS3019 Comus / First Utterance (1971)
DNLS3020 Mungo Jerry / Electronically Tested (1971)
DNLS3022 The Trio / Conflagration (1971)
DNLS3025 Heron / Twice As Nice And Half The Price (1971)
DNLS3028 Mungo Jerry / You Don't Have To Be In The Army (1971)
DNLS3029 Noir / We Had To Let You Have It (1971)
DNLD4001 Donovan / H.S.M. Donovan (1971)
DNLS3038 Atomic Rooster / Made In England (1972)
DNLS3041 Mungo Jerry / Boot Power (1972)
DNLS3042 Jonesy / No Alternative (1972)
DNLS3046 Gravy Train / Second Birth (1973)
DNLS3048 Jonesy / Keeping Up (1973)
DNLS3049 Atomic Rooster / Nice 'n' Greasy (1973)
DNLS3053 Fruupp / Future Legends (1973)
DNLS3055 Jonesy / Growing (1973)
DNLS3056 Quicksand / Home Is Where I Belong (1974)
DNLS3058 Fruupp / Seven Secrets (1974)
DNLH1 Gravy Train / Staircase To The Day (1974)
DNLH2 Fruupp / The Prince Of Heaven's Eyes (1974) *
DNLS3070 Fruupp / Modern Masquerades (1975) *





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