Dutch

Jan Akkerman
Profile 1972
Tabernakel 1973 Humberger Concertoに近い時期の作品のためか、Akkermanはクラシック・ギター中心に、優雅に奏でており、アルバム全体としてクラシカルな趣のある作品。中盤、フォーカスの1作目に収録されていたHouse of the Kingも登場するが、オーケストラも導入しており、クラシカルなロックとなっている。
Focus 1985 Jan Akkerman & Thijs Van Leer名義。


Alquin
Marks 1972 fl,saxが入り、しっとりとしたカンタベリー的サウンドと、BHJの間を行くようなアルバム。なかなかの名作。
Mountain Queen 1973


Apartment One
Open House 1970 当時のブルージー/サイケなロックに、時折、後のフォーカスやトレースを生み出したオランダの土壌を感じさせられるサウンドがミックスした感じ。


Arkus
1914 1981 81年に自主制作。93にCD化。


Bonfire
Bonfire Goes Bananas 1975


Brainbox
Brainbox 1969 Jan Akkerman (g,org,vibes)が在籍。ブルース、ロックンロール色がある恰好よいアルバム。後にFocusで聴けるAkkermanのギターの音がときどき登場する。
Parts 1972 Akkermanはすでにおらず、1作目と比較してロックンロール色などが無くなり、むしろ、アコギ、ピアノなどアコースティックな点などが印象に残る2作目。


Coda
Sounds of Passion 1986 マルチ奏者Erik DeVroomenによるプロジェクト。淡いファンタジックなジャケットの印象とは異なり、楽曲がよく、芯のあるダイナミックかつドラマチックなシンフォロックの名作。
What A Symphony 1996 雄大な映画を見ているような感覚になるシンフォなアルバム。楽曲もよい。


Earth & Fire
Earth And Fire 1970 サイケ・カルチャーの中でのダッチ・ビード・ポップス・バンドだったアース&ファイアの一作目。
Song Of The Marching Children 1971 2nd。紅一点のJerney Kaagman(vo)の歌声が日本人の琴線に触れる。メロトロンなども入ってメロディアス。旧B面すべてを使ったタイトル曲がよい。
Atlantis 1973 3rd。メロトロンの使用量も多くなり、シンフォ度が高まる。旧A面すべてを使ったタイトル曲は、いきなり泣きのギター、そのあとアコギバックでジャーネイ・カーグマンの歌がはじまる。組曲を切れ目なく続けたという感じ。
To The World Of The Future 1975 4th。いきなりファンキーっぽい出だし。耳に残るメロディーの曲が多い。ポップになったと言われているのは、そのせいかと思われる。ただし、オルガン、メロトロンは健在。


Ekseption
Ekseption 1969 Rick van der LINDEN (key)率いるEkseptionの一作目。
Beggar's Julia's time trip 1970
3 1970
00.04 1971
5 1972


Finch
Glory of the inner force 1975 1st。昔1977,8年頃か、NHKFMで、旧B面1曲目が紹介されている。荒削りだが、オーソドックスな4人編成のギターバンドとしては、インパクト極大。ギターが泣く、キーボードが飛び交う。デビューでいきなり傑作。クレーム・データー・メイヤー(key)、ベール・クラーセ(dr)、ヨープ・ヴァン・ニムヴェーゲン(g)、ペーター・フィンク(b)。
Beyond Expression 1976 3曲入り。前作の延長で、泣きのギター、美しいピアノとオルガンがより、洗練されている。傑作。メンバーは前作と同じ。
Galleons of Passion 1977 メンバーチェンジ後の3rd。Peter Vink(b),Joop Van Nimwegen(g),Ad Wammes(key),Hans Bosboom(dr)。音が華やかになりシンフォ度は最も高い。一方で、えっ、これで終わりという感じに終わってしまう曲もある。旧A面出だしの曲と、旧B面最後の曲が特によい。傑作。
Stage76/The making of ...Galleons of Passion 1999 ガレオンズの未発表テイク(未採用曲3曲含む。)と76年12月3日のオランダ国内でのライブ録音。
Passion On Stage 2012 '75-'76のライブ(一部、Stage76と重なるところあり)


Flairck
Variaties op een dame
Variations oo a Lady
1978 1st。アコギ、フルート、バイオリン等アコースティック楽器によるテクニカルなチェンバー系。緊張感高い曲が多い。
Gevecht met de engel
The Lady's Back
1980
Circus 1981 ライブを挟んでの4作目。メロディもわかりやすく、聞きやすくなってきた。very good


Flyte
Dawn Dancer 1979


Focus
In and Out of Focus 1970 ファーストアルバム。演奏は完成しているが、アルバムとしては完成途上。このあとのアルバムで番号が増えていく曲Focusシリーズ第1段のボーカル版とinstrumental版が入ってる。Instrumental版は9分以上と少し長い。Jan Akkerman,Thijs Van Leer, Martijn Dresden, Hans Cleuver
Moving Waves 1971 傑作。全世界で一世を風靡した不朽の名作。ヨーデルが圧倒的な傑作悪魔の呪文、名曲フォーカス2入り。旧B面は編集能力の成果?細かいピースが繰り返し絶妙に登場。Thijs Van Leer, Jan Akkerman, Cyriel Havermans, Perre Van Der Linden
Focus3 1972 2枚組の3枚目。ヒット曲シルヴィア収録。フォーカス3からanswers?questions!への絶妙な展開が非常に素晴らしい。ファーストに入っていたAnonybousが長くなって焼き直し。スリリングな傑作。Thijs Van Leer, Jan Akkerman, Bert Ruiter, Perre Van Der Linden
Live at the Rainbow 1973 ロンドン・レインボウ・シアターでのライブ。2nd、3rdの曲を演奏。息途絶えるまで「ヨレヨレ・ヨレヨレ・ヨレヨレ・ヨレヨレ・ラッタッタ〜」が2回も出てくる!Thijs Van Leer, Jan Akkerman, Bert Ruiter, Perre Van Der Linden
Hamburger Concerto 1974 リュートで始まるこのアルバムは、中世の宮廷音楽か何かのように気品の高いものとなっている端正な傑作。3曲目のLa cathedrale de strasbourgが素敵。20分を越えるハンバーガーコンチェルトはとても整ったの大作。
Mother Focus 1975 ベースのBurt Ruiterが主導権を握りつつありフュージョン化していると言われているアルバムであるが結構よい。Focus4入り。No hung upsとか名曲がある。Thijs Van Leer, Jan Akkerman, Bert Ruiter, Colin Allen
Ship Memories 1976 未発表曲、アウトテイクス集と言われているが、悪くない、フォーカス5入り。Thijs Van Leer, Jan Akkerman, Bert Ruiter, Pierre Van Der Linden, David Kemper, Martijn Dresden, Hans Cleuver
Focus Con Proby 1978 ボーカルにP.J. Probyが参加。ギターはPhilip CatherineとEef Albers。演奏ナンバーは結構良い。侮るべからず。
Focus 8 2002
Focus 9 / New Skin 2006
X 2012
Live in England 2016 2009年4月のライブ。Thijs van Leer (org,fl,vo)、Pierre van der Linden (ds)、Niels van der steenhoven (g)、Bobby Jacobs (b)


Galaxy-Lin
Galaxy-Lin 1974
"G" 1975


Golden Earring
Moontan 1973
Switch 1974
To The Hilt 1975


Richard Hallebeek (Riche & Antti)
Generator 1996 Riche & Antti名義。Allan Holdsworthばりの強力なギター奏者。
Richard Hallebeek Project 2003 Richard Hallebeek Project名義。
Richard Hallebeek Project II 2013 Richard Hallebeek Project名義。


Kayak
See See The Sun 1873 1st。コーラス、ベースのサウンドなど、初期Yes(The Yes Albumやこわれものあたり)の様なスリリングかつシンフォニックなプログレアルバム。Ton Scherpenzeel (Pf,Org,moog,Harpsichord,vo)、Pim Koopman (ds,vo)、Max Werner (vo)、 Cee van Leeuwen (Rickenbacker-b)、Johan Slager (g,vo)
Kayak 1974 2nd。キャッチーかつコンパクトな曲が多くを占めるのだが、予想を超えるドラマティックな展開があり、傑作。Ton Scherpenzeel (pf,synth,org,Harpsichord,vo,accordeon)、 Pim Koopman (ds,Marimba,vo)、Johan Slager (g,vo)、Max Werner (Mellotron,perc,vo)、Cees van Leeuwen (b,harmonica)
Royal Bed Bouncer 1975 3rd。後のポップな路線が見え始めるが、初期2作のプログレ・シンフォ系のサウンドも絶妙なバランスで維持。Pim Koopman (ds,vo)、Ton Scherpenzeel (key,vo)、Johan Slager (g,vo)、Bert veldkamp (b,vo)、Max Werner (l-vo,mellotron)
The Last Encore 1976 4th。メロディアスなポップ路線に移行。Ton Scherpenzeel (p,pianet,clavinet,org,sring ensemble,Mellotron,accordion,synth,b,vo)、Pim Koopman (ds,perc,marimba,p,vo)、Johan Slager (g,vo)、Bert Veldkamp (b,sax,vo)、Max Werner (vo,Mellotron,perc)。
Starlight Dancer 1977 Vertigoからでた5作目。5曲目のIreneなど、従来からある香わしいメロディのインスト曲などあり。Ton Scherpenzeel (Key,Vo),Charles Louis Schouten (ds,vo), Johan Slager (g,vo), Max Werner (Mellotrons,vo), Theo de Jong (b)
Phantom of the Night 1979 6作目。もともとシンフォニックなポップバンドだが、これはかなりポップ。Ruthless Queenなど良い曲はある。Tom Scherpenzel (Key), Edward Reekers (lead vo), Max Werner (ds), Katherine Lapthorn (back vo), Peter Scherpenzeel (b), Irene Linders (back vo), Johan Slager (g)
Periscope Life 1980 7作目。前作の延長のポップな内容。Ton Scherpenzeel (key), Max Werner (ds), Johan Slager (g), Edward Reekers (vo), Peter Scherpenzeel (b), Irene Linders (back vo), Katherine Lapthorn (back vo)
Merlin 1981 8th。前半はアーサー王伝説に基づく音楽。思わせぶりな幕開けが、その後を大いに期待させるが、その後は、以外とハードかつかっちり展開。Edward Reekers (vo)、Peter Scherpenzeel (b,recorder)、Ton Scherpenzeel (Key,vo)、Johan Slager (g,banjo,fl)、Max Werner (ds,perc,vo)、Katherine Lapthorn (b-vo)、Irene Linders (b-vo)
Eyewitness 1981 9thと思われる。ライブアルバムだが、ボーカルパートなどoverdubあり。このアルバム発表後解散。Ton Scherpenzeel (prophet,moog,hammond,p)、Johan Slager (g)、Max Werner (ds)、Peter Scherpenzeel (Fendr b)、Edward Reekers (vo)
Close To The Fire 2000 往年のメンバーTon Scherpenzeel(key), Pim Koopman (ds), Max Werner (vo)がきっちり戻ってきて復活。最高期のサウンドが、よりダイナミックかつシンフォニックになって健在であることを示したアルバム。
Night Vision 2001
Merlin: Bard of the Unseen 2003 Merlinの完成版。ドラマチックな男女ボーカルのミュージカル風シンフォ路線を徹底。
Nostradamus - The Fate Of Man 2005 大作Nostradamusはミュージカル風シンフォ路線の一つの到達点の様なアルバム。
Letters From Utopia 2009 正統派のシンフォニックなロックのアルバム。
Anywhere But Here 2011 ダイナミックさとポップさが備わったシンフォ・ロック。時折、80年代前後のCamelのポップな面を引き継いだ様な感じの側面が見える。
Cleopatra - The Crown of ISIS 2014 シンフォニック路線引き続き。


Lady Lake
No Pictures 1977 Museaが97年にその当時の録音を含めて再発。なかなかよい。
Super Clean Dream Machine 2005 77年当時のメンバーFred Rosenkamp (g,b), Leendert Korstanje (key)と、97当時のドラマーの3人組による概ね30年ぶりに出たセカンド。フォーカスの様にオルガンが鳴り響くなか、恰好よいノリのギター。


Lethe
Lethe 1981 軽快なシンフォで、なかなか良い。


Pythagoras
After The Silence 1981


Saga
To Whom It Concerns 1979 フレンチロックなどにも通じる様な柔らかい感じのキーボードなどが印象的なシンフォ。


Solution
Solution 1971 Solutionは1970年から1983年まで活動していたバンド。本作は、Focusにsaxが加わったようなJazzロックとシンフォニックの中間的なサウンド。Tom Barlage (fl,sax), Willem Ennes (key), Peter v. d. Sande (b,vo), Hans Waterman (ds)
Divergence 1972 2nd。タイトル曲は名曲。Focusのeruptionでも引用。Tom Barlage (fl,sax), Willem Ennes (key), Guus Willemse (b,vo), Hans Waterman (ds)。
Cordon Bleu 1975
Fully Interlocking 1977 かなりメロディアスなフュージョンとロックの中間を行くアルバム。
Solution Live 1983


Supersister
Present from Nancy 1970 1st。カンタベリー風。very good!
To the Highest Bidder 1971 2nd。大作3曲と小曲1曲。ポップでしなやかなカンタベリー系。傑作。
Pudding En Gisteren 1972 Caravanのようにポップでジャズタッチのカンタベリー系サウンド。タイトル曲は穏やかに変化していく20分を超える長尺曲。
Iskaner 1973 4th。アケメネス朝(ペルシャ・バビロン)のダレイオス3世とアレクサンドロス大王との戦いをテーマにしたアルバム。結構、ベースがヘビー。
Spiral Staircase 1974 少しコミカル/軽快な音楽もしばしば登場する多彩なアルバム。


Taurus
Illusions of a Night 1971 1976年に結成されたバンドの一作目。


Trace
Trace 1974 EkseptionのRick Van Der Linden (key)が、Jaap Van Eik (b,g)、Focusの Pierre Van Der Linden (ds)と結成したキーボードトリオ一作目。Pierreのシンバルが鳴りまくっているなか、Rickのオルガンやチェンバロなどを、バッハを速弾きしているように緊張感ある演奏しまくり、時に伸びやかな演奏が交錯して登場する、クラシック、ジャズ、ロックが高度にマッチしたアルバム。
Birds 1975 ドラムスがIan Mosleyに交代しての二作目。前作の同傾向の作品に加えて、旧B面を通しての組曲が圧巻。3作品の中では最も素晴らしい。
White Ladies 1977 一応三作目だが、メンバーは全く変わってしまい、ナレーションに導かれていくトータルアルバム。


Thijs Van Leer
Introspection 1972
Introspection 2 1975



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