Hungarian


After Crying
Overground Music 1990 1st。ピアノ、弦(ビオラ、バイオリン)でクラシック以外のポップ音楽をやることを発明?したのは、上田知華とKaryobinだが、それから約10年後、ハンガリーでピアノ、弦と管(フルートやオーボエ)で、クラシック以外の音楽をやったアルバム。忙しないピアノと弦がパーカッシブで、ELPのような世界(女性ボーカルが登場するラストの曲は、弦も管もピアノも美しく幽玄な音となる。)をアコースティック(ナチュラル)に実現。これも一つの発明。
Megalazottak Es
Megszomoritottak
1992 弦管とピアノなどのkeyが中心の、幽玄かつ美しいサウンド。クリムゾンのアイランドあたりにも近いか。深い森の中を彷徨っているかのようなイメージ。
Fold Es Eg 1994 3作目。チェロ、フルート、トランペットに加えて、g, b, drが参加し、ロック形態になった。荘厳な中にも、ELPの様にアグレッシブな面が出てきたアルバム。
De Profundis 1996 4作目。前作のELP並の攻撃的な面を残しつつも、より、クラシカルかつドラマティックな曲想となっている。ギターはフリップ的。美しくかつ緊張感が漲っているが、時々、弦がコミカルに。傑作。
6 1997
Show 2003


Color
Color 1978
Uj Szinek 1982 タイトルはNew colorsの意味。


East
Jatekok 1981 始から思いっきり洗練されたシンフォ。傑作
Huseg (faith) 1982 2nd。カラフルなキーボード、存在感のあるベース、泣きのギター、それなりに手数の多いドラム、しなやかなボーカルなどが、とてもドラマティックかつ陰影のある美しい旋律を、奏でる。全体的にエコーがかっており、現実世界のものと思えない。傑作。
Resek a Falon 1983
Az Aldozat (Szodoma) 1984
A Szerelem Sivataga 1988 ボーカル主体の小作品からなるアルバム。透明感のあるシンフォ系のサウンドではある。
Ket arc 1995


Fugato Orchestra
Noe 2010


Koral
A Tulso Part 1982 2nd


Kormoran
Rockuiem 1990 アグレッシブなトラッドとシンフォニック・ロックの融合の様だが、聴いた感じは、異国に迷い込んでしまったような違和感を感じてしまう。なかなか凄いと思うのだが、物足りなさも残る。
Godolloi Koncert 2001 ダイナミックなライブアルバム。トラッドを現代風にロックに乗せて展開。熱い息吹を感じる。
Taltosok Fiai
Sons of Shamans
2002 いわゆるラジカル・トラッド系。vlnがリードし、コーラスなど、広がりのあるエキセントリックな音。これはよい!
GASPAR ALMOS
Balvanyosvar Legendaja
2008 ダイナミックな演奏、雄大なキーボード、リリカルなピアノ、時に幽玄・時に琴線に触れる調べを奏でる笛や弦、どこをとっても感動的で素晴らしいアルバム。これはもはやラジカル・トラッドではない。プログレの傑作。
Farkasok eneke / Wolf's Song 2008


Locomotiv GT
Ringasd El Magad 1972 Omegaに居たGabor Presser (key)が結成したバンドの二作目。


Omega
200 Evvel Az Utolso Haboru Utan 1972 4作目(当時、リリースされず)。オルガンなどが渋く鳴り、歪んだギターが活躍する、なかなかヘビーなロックアルバム。
Szvit 1973 5作目
Tuzvihar 1974 6作目
Gammapolisz 1979 9作目


Piramis
Piramis 1977 ゴリっとしたベース、オルガンをはじめとするキーボードとリードギターの絡みが恰好よいハードロックが中心だが、ピアノやストリングス的な音のキーボードをバックにメロディアスな歌など時に入ってくる好作。1作目。
Piramis 2 1978


Rumblin' Orcheestra
Spartacus 1998 コージー・パウエルと組んでいた頃のキース・エマーソンの様は、華やかにバリバリとキーボードが鳴りまくるシンフォロックのトータルアルバム。後半でAmericaなどのライブ演奏も登場して、やはり、ELPフォロアーであることが明確になる。
The King's New Garment 2000


Solaris
Marsbeli Kronikak 1983 ソラリスといえば本作「火星年代記」が有名で、傑作。
1990 1990 2枚組の大作で、バライエティある音楽となっている。
Live In LA 1996
Nostradamus-Book Of Prophecies 1999 再結成後のこのアルバムもシンフォ系大作・傑作。ロシア/東欧的なコーラス、分厚いキーボード、ギターどれをとっても荘厳。ソラリスの売りであるフルートによるリードも相変わらず美しく、少し陰影のあるリリカルさがとても良い。まさに1999年に突然現れた脅威(良い意味)の大王的アルバム。


Townscream
Nagyvarosi Ikonok 1997 元After CryingのVedres Csaba (key)率いるTownscreamの一作目。After Cryingの様に気迫迫るピアノ、キーボードが圧倒的であると同時に、静的で美しい音楽も登場するアルバム。


Yesterdays
Holdfenykert 2007 Bogati-Bokor Akos (g,g-synth,key)率いるバンドの一作目。女性ボーカリストのさりげない美声とフルートの調べが素敵な、ジェネシス系のシンフォバンド。心地よく聴けるアルバム。
Colours Caffe 2011


You & I
You And I 1995 一作目。英語の歌詞、女性ボーカルをフロントに立てて透明感のあるロックを展開。さわやかなメロディーで、大草原を駆け抜ける様。
Go 1998 2作目。YesにRenaissanceのフォーキーさと気品が加わったようなさわやかなアルバム。
Exit 2001 3作目。



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