Yugoslavian

Bijelo Dugme
Kad Bi' Bio Bijelo Dugme 1974 ボスニアのゴラン・ブレゴビッチ率いるビエロ・ドゥグメの一作目。ブルース、ハードロック、バラードが熱く演奏される。
Sta bi dao da si na mom mestu 1974 2作目。濃い。濃い。濃い。ハードロックなのだが、何度聞いても、ビフテキ、こってりしたビーフシチューにピロシキでも食べた時のよう。
Eto! Bas Hocu! 1976 3作目。前作のような脂っこいハードロック・サウンドではなく、もう少しスッキリしている。ALose vinoやGSanjao sam nocas da te nemanはなかなか感動的な曲。
Koncert kod hajducke cesme 1977 初のライブアルバム。この時点で、ライブでメロトロンを使っていたか。
Bitanga I Princeza 1979 アルバムラストのSve ce to・・・は非常にドラマティックで壮大なバラード。英国アビーロードスタジオで録音。
Dozivjeti stotu 1980
5. april '81 1981 相変わらず熱いライブアルバム。
Uspavanka za Radmilu M 1983 ウッドベース、アコギなども用いて、ゴリゴリのハードロックではない、すっきりとしたアルバム。
Bijelo-Dugme Velike-rock-balade 1994 バラード作品を集めたベスト。


Igra Staklenih Perli
Soft Explosion Live 1978 セルビアのスペイシーなサイケバンド。
Vrt Svetlosti 1980


Dorde Ilijin
Eavesdropping Forbidden 1983 セルビアのTakoのキーボード奏者のソロ。


Indexi
Indexi 1974 ボスニアのグループ。イタリアンロックにも通じる歌心のあるメロディアスな音楽。フルートもきれい。シングルのコンピLPと思われる。
Modra Rijeka 1978
Kameni Cvjetovi 1999 インスト曲、歌ものいずれのメロディやアレンジなどなかなかよく、ポップな感覚もあるが、やはり東欧のバンドだけあって、一種のこってりとした重さがある。


Izvir
Izvir 1977 スロベニア


Kornelyans (Korni Grupa)
Korni Grupa 1972 イタリアでリリースしたKornelyansは昔から有名だったが、その本国での名義はKorni Grupaで、その1作目。この段階で、すでにしっとりとした/又は瑞々しく、かつ、ドラマティックな歌とサウンドとなっており、後のイタリアデビューを予感させるものとなっている。なかなかよい。
Not an ordinary life 1974 cf -> Dischi Ricordi


Leb i Sol
Leb i Sol (1) 1977 Leb i Solは、1976年に、Vlatko Stefanovski (g, vo)、odan Arsovski (b, vo)、Kokan Dimushevski (key)と Dimitrije Chochorovski (ds)が結成したマケドニアのジャズロックグループ。シングル1枚を発表後、本作でアルバムデビュー。演歌調のギターで始まり、哀愁漂う叙情的メロディのボーカルと、「琴線に触れる」系の傑作。
Leb i Sol (2) 1978 二作目。前作の延長上にあるブランドXとハッピー・ザ・マンを合わせたようなジャズロックを展開。ベックのギターのようにいきなり疾走。歌は、前作以上に叙情的。傑作アルバム。
Rucni Rad 1979 三作目。従来路線から、演歌調の泣きのメロディが引っ込むかわりに、思いっきりジャズを展開。ブランドX+ハッピ・ザ・マン+アレアといった感じ。問答無用のジャズロックの傑作。
1981 四作目。Kokanが80年に脱退し、Miki Petkovsi (key)に交代。歌の比重が増えてきた一方、スリリングなジャズの展開が少なくなっている。
Sledovanje 1982 5作目。ギタートリオになっているが、キーボードが居ないのを感じさせないようなアルバム。
akusticna trauma 1982 5作目からの選曲が中心だが、初期4枚からも数曲ずつ選曲されてて、ギタートリオでのライブとは思えないドライブ感あるサウンド。
Kalabalak 1983 7作目。従来のようなテンションの高い演奏というよりは余裕をもった演奏という感じになってきている。哀愁漂うメロディがよい。
tangenta 1984 8作目。メロディーも素晴らしいし、なめらかで余裕の演奏も好感がもてるライブ以降の後期の中では傑作と思えるアルバム。
zvucni zid 1986 9作目。前半はスペイシーであったりコミカルであったりちょっと今までの路線と違う。後半はいきなりバルカン炸裂。最後はLeb i sol流ロックンロール。
kao kakao 1987 ある意味、Leb i Sol版AORという感じもする10作目。ジャケで期待したようなエキゾチックなものではない。
putujemo 1989 11作目。Romansaの近代バージョンが登場。
Live Anthology 1999 95年にライブのコンピの2枚組でアンソロジーが発表されているが、これは1枚組。曲目をチェックしてみたが、曲順は当然ちがっているし、違う曲が入っているようにも思われる。
Itakanataka 2008


Predmestje
Brez Naslova 1977 スロベニアのジャズロックバンド。


Sedmina
Melita & Veno Dolenc 1980 スロベニアのprog folk。
II Dejanje 1982
Rojstvo Idola 1998


September
Zadnja Avantura 1976 スロベニアの技巧的ジャズロックバンド。


Smak
Smak 1975 セルビアのハード・プログレバンドの一作目。
Crna Dama 1977
Stranice Naseg Vremena 1978 基本はハードロックだが、キーボードが心地よく小気味よい。素晴らしいアルバム。ときどきバルカンのエキゾチックさが見え隠れする。


Tako
Tako 1978 セルビアのバンド。フルートの調べ、淡い音色ながら全体を覆い尽くすようなキーボード、締まったギターやリズム隊などによるシンフォ。靄がかかったような印象のアルバムだが、魅力的な作品。
U Vreci Za Spavanje 1980


Time
Time 1971 クロアチア



Home                              Music                              TOP