Argentina

Alas
Alas 1976 2曲の組曲から成り立つデビュー盤。まだ、P.Aznar参加していない。キーボードトリオだから、内容もELP的?と思ってしまうが、むしろELPが、Eggの様な音楽をやったらこんな感じに仕上がったといったところ。時にアバンギャルド、時にたおやか、そして全体的にスリリング。すばらしい作品。
Pinta Tu Aldea 1977 2nd。Gustavo Moretto (key,fl), Pedro Aznar (b,synth), Carlos Riganti (ds)の3人組によるテンションの高いアルバムだが、flがリードとっていたり、e-pfの多用のためELPよりロマンティックなサウンドで、かつメロディアス。途中、P.Aznarによるbの早弾き登場。傑作。


Anacrusa
anacrusa 1973 1st
II 1974 2nd。なんともドラマチックで心に染み入るメロディと音色の素晴らしさか、このバンドの後の傑作群に見られるオリジナリティは当初からのもの。
III 1975 Documentosというアルバムに三作目は含まれてCD化。これまでのフォークっぽい路線から渡仏後の傑作群の橋渡し的位置づけの名盤。
El Sacrificio 1978 4作目。渡仏して発表した名盤。
Fuerza 1979 (本国軍事政権を避けて渡仏?時に)フランスのフィリップスからリリースされたOpus Avantraの1st級の奇跡的な大傑作。伊のopus Avantraは、アバンギャルド&オペラ調だが、こちらは、ラテンミュージック&ミュージカル+クラシックといった感じ。なお、アルゼンチンでは82年にリリースとなっている。


Aquelarre
Brumas 1974 3rd。アート、プログレ系のタイトな演奏パートと、アルゼンチン色たっぷりの嫋やかな歌部分との落差が印象的なアルバム。
siesta 1975 スペインに移っての4作目。嫋やかな歌部分は典型的アルゼンチンものとなるが、アルバム全体を通して心地よくスマートな内容となっている。


Arco Iris
Agitor Lucens V 1974


Aucan
Aucan 1977 フォークローレ調の素朴なロック。Miguel Eugenio Perez (vo,g,fl), Eugenio Jose Perez (vo,key), Pablo Cesar Perez (vo,b), Diego Juan Perez (vo,ds)。みんなPerezということで兄弟らしい。
Brotes Del Alba 1979 前作のフォークローレ調のところも残っているが、結構シンフォニックになって、バナナとかパブロまではいかないが、とってもメロディアスなアルバムとなった2作目。Eugenio Jose Perez (vo,key), Pablo Cezar Perez (vo,b), Guillermo Frachetti (vo,g), Diego Juan Perez (ds)


Ave Rock
Ave Rock 1974
Espacios 1977


Pedro Aznar
Pedro Aznar 1982 Seru GiranとPat Metheny Groupで活躍するちょうど中間の時期にあたるソロ第一弾。ビートルズのBecause、ラベルのパヴァーナ、マイルスのネフェルティティをカバーしている他、聴きやすいポップ調のロック、ムーディなジャズ・ロック、クラシック調ピアノ曲、後にPMGに参加してから発揮するスキャットによる曲などが入っていたりと多様な音楽が混ざり合ったアルバム。とは言うものの、特にアルバム後半がgilgamesh、natinal healthのようなカンタベリー系の音になっており、全体としての統一感はある。アズナールは、pf,key, synth,g,bとマルチプレイヤーぶりを発揮。


Banana
aun es tiempo de sanar 1979 2作目。涙なしでは聴けない感動的で繊細なメロディの曲が連なる傑作シンフォアルバム。Cesar Pueyrredon (key,vo), Juan Gelly(g), Alberto Bengolea (g), Pablo Gullot (g), Fori Mattaldi (b), Miguel Cerino (b), Jose Luis Menino (ds), Asturo Perona (dr), Toro Martinez (dr), Jose Torres Zavaleta (sax)。大勢のミュージシャンが参加していてテクも安定。


La Biblia
La Biblia 1974 アルゼンチンのアーティスト21名が参加したプロジェクト・アルバム。アルゼンチン・プログレが確立された記念碑といわれている。前半は結構ハード・ロック。ただし、バックにときどきオーケストラが現れてシンフォニックな音楽。後半に入ると、いかにもCharlie Garciaといった歌ものがでてきて素朴な感じも。ラストは気持ち混沌とした楽曲。


Bubu
Anabelas 1978 アルゼンチンには珍しい緊張感の高いヘビーシンフォ。


Canturbe
Flotteur 2018 センスのよい心地よいシンフォ。


Casa Das Maquinas
Casa das Maquinas 1974
Lar de Maravilhas 1975


Contra Luz
Americanos 1973
Ramos Generales 2003


Crucis
Crucis 1975
Los Delirios Del Mariscal 1976


Espiritu
Crisalida 1975 優しげな歌、シンフォニックなキーボード、ドラマチックな展開など典型的なアルゼンチンのプログレ傑作アルバム。
Libre Y Natural 1976
III 1982
Fronteras Magicas 2003


The Invisible
Invisible 1974
Durazno Sangrando 1975 いきなり15分の曲で始まる、優しげな歌が心地よい、アルバム。
El Jardin De Los Presentes 1976 ジャケットデザインはちょっといただけないが、反比例して、音は、素晴らしいシンフォアルバム。聴いていて心地よく感動的な傑作。


Magma
Canto para una consagracion 1982 リリカルなフルートが登場するジャージーなフォーク・ロック。いかにもアルゼンチンらしい優しげなボーカルと軽やかな演奏が(グループ名からは想像できず)魅力的。
La Transformacion 1985


La Maquina De Hacer Pajaros
Garcia y La Maquina de Hacer Pajaros 1976 やさしげな歌と、ソリーナだと思うがキーボードが印象的なアルバム。イタリアのイル・ボーロの様。
Peliculas 1977 前作に、少し、フュージョンなどの流行った70年代後半の音が混ざり込んでいる。メロディーがとても良い。傑作。


Rodolfo Mederos
Todo Hoy 1978 バンドネオン奏者のアルバム。


MIA
Transparencias 1976 リト・ヴィターレ(key)率いるMIAの1作目。オルガンやピアノをメインにした、穏やかな、クラシカル・シンフォニック・アルバム。20分の大作に登場するリコーダや女性スキャットが、どうも微妙に素人っぽくて危うさを感じてしまう。
Magicos Juegos Del Tiempo 1977 2作目。アコースティックで、端正かつ優しげ・素朴な路線を堅持。イタリアンロックを聴いている様な錯覚を覚える。11分を越える曲は、ギターなどもバリバリ鳴りまくるジャズ・ロック風で意表をつかれる。
Cornonstipicum 1978 3作目。


Naranja Mecanica
Revive el Sentimiento 1977


Pablo "El Enterrador"
Pablo "El Enterrador" 1983 アルゼンチンには、泣きのメロディーのアルバムが多いが、これも金字塔的な位置づけの傑作。
II 1998


Pastoral
Humanos 1976
Atrapados en cielo 1977


Pescado Rabioso
Artaud 1973 1971年にLuis Alberto Spinettaが中心となって結成されたバンドの3作目。


Polifemo
Polifemo 1976
II 1977


Raul Porchetto
Cristo Rock 1972


Redd
Tristes Noticias del Imperio 1979


El Reloj
El Reloj 1975
II 1976


Seru Giran
Seru Giran 1978 Charly Garcia:vo.key、David Lebon:vo.g、Oscar Moro:ds、Pedro Aznar(後にパット・メセニー・グループに参加):b,voの4人からなるバンドの1stアルバム。
Grasa de les Capitales 1980 2nd。1曲目がNew trollsのポップ・ロックのようなメロディを展開していて楽しい。全体、歌ものアルバム。Aznaroのベースも歌う歌う。全体的に地味な印象。
Bicicleta 1980 3rd。歌モノアルバムと言われるが、いきなり1曲目から9分を越える大曲。傑作。
Peperina 1981 4th。これも歌モノアルバムだが、インストゥルメンタル3曲入り。
Seru 92 1992


Soluna
Energia Natural 1977


Luis Alberto Spinetta
Spinettalandia Y Sus Amigos 1971 Spinettaのinvisivle結成前のアルバム。ハードロック、サイケ的な内容。LP時のタイトルは"Almendra"でCDリイシューでは、オリジナルとはジャケ、タイトルが変更されている。
A 18' Del Sol 1977
Alma de Diamante 1980 心地よいアルバム。
Kamikaze 1982 心に染み入るメロディ。


Sui Generis
Confesiones de Invierno 1973 2作目。穏やかで、フォーク・ロック的であるが、兎に角歌メロがよい。
Pequenas Anecdotas Sobre Las Instituciones 1974 3rd。ゆったりとしたシンフォニック・ロック。ゆったり度は、オーケストラをバックにしていた時代のI Poohの様。ただし、こちらは、キーボード、サックス、e-gなどによるシンフォ。


Tantor
Tantor 1979
Magico Y Natural 1982



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