* magma/grog いずれも、ニュートロルスのDe Scalzi兄弟によって設立されたレーベル。 (grogはスタジオGで録音) |
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Alphataurus / Alphataurus | 1973 | magmaレーベル第一弾。Michele Bavaro (vo), Pietro Pellegrini (Key, Vibes), Guido Wasserman (g), Alfonso Oliva (b), Giorgio Santandrea (ds)。迫力あるイタリア語ボーカルとアコギ、ヘビーなキーボードとギター、バタバタドラム、ピアノが活躍といった、ヒープ張りのハードロックとイタリアン・プログレの見事な融合。 | ||
Pholas Dactylus / Concerto delle menti | 1973 | 語りの間に、時々アバンギャルドになりながらも、淡々とした演奏が続いていく独特のアルバム。少し地味。 | ||
NT Atomic System / New Trolls Atomic System | 1973 | いちおう6th。NTの分裂期のアルバム。プログレ路線では傑作とされている。禿げ山の一夜入り。 | ||
New Trolls / Tempi Dispari | 1974 | ジャズロックをやっているライブアルバム。旧A面、B面それぞれ1曲ずつ収録。 | ||
Latte Miele / Aquile e Scoiattoli | 1976 | 3rd。メンバーはドラム以外はチェンジ。旧A面3曲目が涙ものの名曲。旧B面全体を占める曲は、なめらかでシンセサイザー系のストリングスの音がよく似合ったテンポよく心地よい曲。 | ||
New Trolls / Concerto Grosso n2 | 1976 | 8thで、分裂していたメンバーが手打ちして、コンチェルト・グロッソ第二弾を演奏。シンセサイザーの導入部がいきなりコンチェルト・グロッソしている。昔、パート1に比べて、こちらの方をよく聴いたように記憶しているが、それはアルバム全体を通して、コンチェルト・グロッソパートとその他との間の落差が少ないから。 | ||
New Trolls / Live | 1976 | 1976年のコンチェルト・グロッソ2復活ライブ。Concerto Gross 1からも選曲しており、全体にこもった音質がもう少し良ければよかったのだがと思ってしまうが、彼らの脂ののった時期のライブを堪能。 | ||
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Mandillo / (same) | 1976 | grogレーベル第一弾。(うさぎの万次郎)ビートルズの様なポップでほのぼの系の歌もの。元GarybaldiのM.Cassinelli (Ds)がメンバーに居り、A.De Scalzi(key)、V.De Scalzi (g)がゲスト参加しているなど錚々たるミュージシャンが居るのに、一般に評価はイマイチ。しかしB2の’il commerciante di lima’などはフルートが美しくてドラマチック。結構よい。 | ||
Celeste / Principe di un giorno | 1976 | grogレーベルからでたアルバム第二弾。中学生の時に、FM NHKで流れて、ずっと探していたが、全然レコードを見つけられなかった。かつては、牧歌的とか、軟弱とか言われていたが、怒濤のメロトロン入りで、メロディーもよい。最もイタリア的なアルバムの一つであり、イタリアン・プログレ最重要アルバムの一つだと思っている。最近は、Celesteのボックスセットなどもでて、良い傾向。Giorgio Battaglia (b,xylophone), Leonardo Lagorio (key,sax,fl), Ciro Perrino (perc,fl,vo), Mariano Schiavoni (g,vln) | ||
Picchio Dal Pozzo / (same) | 1976 | grogレーベルからでたアルバム第三弾。NTのヴィットリオの実弟アルドのグループ。骨折系ハット&フィールド。さわやかな歌部分と骨折系アバンギャルドが交互に出てくるジャズロック。チェレステのメンバーもゲスト参加している。音質向上を期待して、何度もCDを買ってしまっているアルバムでもある。 Andrea Beccari (b, perc, vo), Aldo De Scalzi (key, perc, vo), Paolo Griguolo (g, perc, vo), Giorgio Karaghiosoff (sax, fl, vo) + Fabio Canini (ds,perc), Vittorio De Scalzi (fl), Leonardo Lagorio (sax) [Celeste], Gerry Manarolo (g), Carlo Pascucci (dr), Ciro Perrino (xylophone) [Celeste] |
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Corte dei Miracoli / (same) | 1976 | grogレーベル第四弾。NTのヴィットリオがゲスト参加。ダブルキーボードでそれなりにスリリングな展開。自分にとっては、リアルタイムに入手できたgrog唯一のアルバムで、よく聴いた(愛聴盤)。イタリアンロック恒例のDsがバタバッタ。イタリア語の歌が伸びやかでとてもよい。 | ||
LABEL : MAGMA MAGL18001 : Alphataurus / (same) MAGL18002 : Pholas Dactylus / Concerto Delle Menti MAGL18003 : New Trolls Atomic System / (same) MAGL18004 : Johnny dei Tritons / Twist and Shout with Satisfaction MAGL18005 : New Trolls / Tempi Dispari MAGL18006 : Ramasandiran Somusundaram / Skinny Woman MAL01 : Latte Miele / Aquile e Scoiattoli MAL02 : New Trolls / Concerto Grosso n2 MAL03 : Piero Montanaro / La Langa ed altre immagini MAL04 New Trolls / Live MAL05 New Trolls / UnaNotte Sul Monte Calvo (MAGL18003の再発) MAL06 New Trolls / Revival (コンピアルバム) LABEL : GROG GRL01 : Mandillo / (same) GRL02 : Celeste / Principe di un giorno (1976) GRL03 : Picchio Dal Pozzo / (same) GRL04 : Corte dei Miracoli / (same) GRL05 : Sigillo di Horus / Rendez vous (1977) コマーシャルなシングルを発表後、このアルバムを出したとのこと。 |
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