プロハンター 1981年4月〜9月 日本テレビ系


レギュラー:草刈正雄、柴田恭兵、名取裕子、小川真由美、小林稔侍、水上功治、宍戸錠、藤竜也
音楽:クリエーション「ロンリー・ハート」、制作:セントラルアーツ

第1話 「危険な二人」 監督:村川透、脚本:峯尾基三、ゲスト:佐藤慶、片桐竜次
元新聞記者の竜崎駿介(草刈)と元刑事の水原淳(藤)が、雑誌編集長橘礼子(小川)の出資を受けて、三枝ユミ(名取)の花屋の二階に開業したM&R探偵事務所は、仕事もなく借金が嵩むばかり。そこに、礼子が出資したオートレース映画のクライマックス部分のフィルムが盗まれ、映画監督(佐藤)に対して50万ドルの身代金要求があった、フィルムを取り戻して欲しいと仕事を持ってくる。竜崎・水原は、盗難にあったビルを調査し、隣接するビルから、レンジャー部隊のようにロープを伝って賊が侵入したのではないかと当たりをつける。これをできるのは大高スタントマン・クラブの連中ではないかと考え、2人は潜入調査に。そこに、菊島雄三(宍戸)、木戸吾郎(小林)が現れ、大高たちを嗅ぎ回るのをやめろと警告。それにもかかわらず潜入調査を継続している2人は、探偵であることが大高たちにバレてしまい、始末されそうになる。水原は、証拠を得るため、元怪盗の五島達(柴田)に証拠フィルムを撮るよう依頼して、大高の事務所に乗り込む。

第2話 「二重誘拐」 監督:長谷部安春 脚本:柏原寛司、ゲスト:梅津栄
礼子に頼まれ水原は、竜崎を伴ってRX7で高利貸し横山金融社長横山の家に向かう。娘のゆかりが営利誘拐にあっているのだが、ゆかりを救出するのが依頼内容。横山は、犯人の要求する額を値切って3千万円の身代金を払うこととし、確実にゆかりを取り戻し、かつ、金も払わずに済むよう、竜崎を自分の弟として取引指定場所に向かう。水原は、指定場所の少し離れた塔のベランダに控えていると、ゆかりが犯人の一人に捉えられて塔のベランダに現れる。水原は、その男からゆかりを取り戻し、犯人の男を追う。一方、横山から身代金を受け取る役の犯人は、弟と思いこんで竜崎を誘拐する。今度は、犯人は、竜崎を人質に5千万円の身代金を要求するが、横山は断る。水原は、竜崎を救うべく、5千万円の工面に走るが。

第3話 「逃亡遊戯」 監督:村川透、脚本:柏原寛司、ゲスト:水原ゆう紀、大前均
バーで海坊主のような大男前尾と水原は喧嘩した二人の間に信頼関係が生まれる。翌日、M&R探偵事務所に前尾が、追われているのだが、50万円払うので横須賀まで送って欲しいと依頼に。結局、この仕事を請け負った水原・竜崎は前尾とともにRX3で横浜を出発するが、途中で、やくざのような連中に追われる羽目に。カーチェイスの末、RX3は転倒、水原、竜崎、前尾が逃げ出すが、負傷していた前尾は瀕死の状態の中、自分の女であるナオミに100万円渡してくれと水原に依頼する。前尾は息絶え、水原、竜崎はナオミを探しにでかける。この2人を、やくざのような神港商事の男達が追う。

第4話 「ワニを連れた女」 監督:長谷部安春、脚本:高田純、ゲスト:内田良平、秋川リサ
M&R探偵事務所に、Eiko Okiyamaと名乗る美女が現れ、ワニの剥製を取り戻して欲しいと依頼。東南アジアでハンティングしたワニの剥製をフィリピンの業者がEisuke Ogiyamaという男に誤配送してしまったところ、その荻山が返してくれないという話し。E.Ogiyamaも同じフィリピンの業者でワニの剥製を頼んでいた。竜崎・水原は、射撃場で建設事業者社長の荻山に接近し、荻山のコレクションを見せてもらうことに。件のワニの剥製を目の前に、水原は荻山に対して誤配送を謝罪する業者からの手紙を示しつつ、返還を求めるものの追い出されてしまう。やむを得ず、2人はエイコのマンションに行くと、部屋は荒らされ、竜崎は黒服の男に殴られてしまった。エイコは部屋の隅で怯えていた。竜崎がエイコに介抱されている間、水原は、荻山を追って、とある料亭に。そこには、土木庁次官や代議士が出入りしており、菊島と木戸が張り込んでいた。



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