ネタバレ注意
結末やオチに関連することを
書いているので、
映画を見ていないときには
見ないように!



ゆすり


店内で殺人のうわさ話が展開されているところに、フランクが現れ、店内の電話ボックス内にアリスに呼ぶ。フランクは、事件現場で見つけたアリスの手袋を見せて、何があったのか問う。そこに、トレーシーが現れるのだが、アリスとフランクを強請るシーンは、トレーシーの小者ぶりがよく発揮されている。
葉巻の代金をフランクに払わせたり。朝飯食わせてもらったり、フランクのポケットに入っていた金を取り上げてとりあえず満足したりと。
でも、タバコ屋の居間にトレーシーが居座ってしまって、両親は相当面食らったでしょうね。
その後、画家のアパートの管理人が見た怪しい男がロンドン警視庁に指名手配され、それがトレーシーだったことから、話の流れが変わってくる。
とはいっても、当時のスコットランドヤードは、管理人が常習犯リストの中から選んだというだけ(現場の目撃者でもない人の証言だけ)で、本当に、殺人犯として指名手配してしまうのだろうか。
アリスは、トレーシーが犯人にされてしまうのが良心の呵責のため耐えられず、ロンドン警視庁に自白に行くが、、、、結末はどうもしっくりこない。
フランク、アリスその後の人生はこの後どうなってしまうんでしょう。映画の最後の悩んだアリスの顔に表されているということかしら?

なお、ヒッチコック監督のカメオは、アリスとフランクが警察署を出て、レストランまで行く途中に乗っている地下鉄の乗客?本を読んでいるのに、隣の子供にじゃまされて困ってしまう役。


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