ネタバレ危険
結末やオチを書いているので、
映画を見ていないときには
決して見ないように!



農夫の妻


候補者リストの順にアプローチ。まず、未亡人のルイーザ。サミュエルは、女性は大農場に関心を持つだろうと勝手に思いこみ、楽勝だと出かける。はるばるルイーザの家まででかけ、ルイーザから訪問の目的を聞かれると、「太った雌鳥」を捕まえに(←これってルイーザのこと。エレ〜失礼な奴。)と答えるとともに、「私は再婚する」とも言う。ルイーザは、結婚式の料理に鶏がほしいのかと思うと、そうではなく、あなたをもらいに来たといわれ、あきれて断ってしまう。怒り狂って(逆ギレするな!)サミュエルは家に戻り、リストからルイーザの名前を消す。
次には、タッパー婦人のところに。タッパーから4時にティー・パーティーに招待されていたが、30分早く乗り込んでしまう。タッパーのところでは、ミンタとアッシュが手伝いに。タッパーは、まだ、風呂場にいて、玄関から丸見えのところを通らないと化粧部屋に入れない。ミンタがサミュエルを玄関から中に入れようとするが、サミュエルは動かず。タッパーがなんとか着替えてサミュエルに応対すると、サミュエルは思いっきりがさつ。おまけに、あなたに求婚しているんだと怒鳴るので、タッパーは困り果てて泣き出してしまう。サミュエルは怒って出て行ってしまうが、ティーパーティーの客に、再婚相手候補リストの3番手のマリーが来る。臆面もなく、サミュエルは、タッパーの家に入り、マリーをパーティー会場の庭から室内に呼び込んで、求婚する。が、マリーは、自分は若いので年寄りとは結婚できないと断る。サミュエルは、おまえこそ若作りだと怒鳴ってしまい、マリーは、ショックでひきつけを起こしてしまう。
結局、冒頭から、家政婦のミンタがヒロインクラスの女優が演じていて、オチはバレバレ。
まあ、当時の英国では、女性は顔とか心ではなく、身分なんでしょうか。
マリーさんの手足バタバタの発作が、かなり滑稽。
地味な映画だと勝手に想像していたが、結構、ばかばかしい映画かった。


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