ネタバレ危険
結末やオチを書いているので、
映画を見ていないときには
決して見ないように!



殺人!


とにかくこの話を理解しようとするとかなり大変。
まず、サー・ジョン・メニエが、一旦は死刑の判決がでたダイアナを、なぜ、助けようとしたか:ジョンが、前に女優志望のダイアナを面接して巡業に行くことを勧めた結果、このような事件となってしまったことに対する責任感、及び、裁判での彼女の態度・発言、特に殺したかどうかは曖昧に答えながら、ブランデーは飲んでいないとはっきりいうというのは、罪を犯した者がとると考えられる行動とは異なることに対する疑問、ということだろうか。
また、殺人の動機も理解しにくい。当時の英国社会の状況を知らなければ分からない。所有するDVDでは「混血児」という訳が使われていたが、「混血児」であることが、社会的に偏見を持たれてしまい、人を殺してでもその秘密を守りたいということか。自分としては、そのようなことは知らないので、理解できない。
なお、ヒッチコック監督がどこに登場するか目をこらしてみるのだが、所有するDVDの映像が暗くてわかりにくい。おそらく映画始まって59分辺りで、ジョンが犯行現場の建物からでてきたときに、その前を女性とともに歩いて通り過ぎる紳士ではないかと思われる。主役が台詞をしゃべっているのに、その前を堂々と通り過ぎることにできるのは監督ぐらいのはずだから。


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