ゼロの焦点

北陸鉄道 : 昭和18年に、旧北陸鉄道梶E能登鉄道梶E温泉電気軌道梶E金名鉄道梶E金石電気鉄道梶E湯涌自動車梶E七尾交通鰍フ7社が合併して、北陸鉄道鰍ニなる。ゼロの焦点では、金沢に滞在する貞子が、事件を追って、能登半島の富来と、金沢の南の鶴来の間を行き来するが、その移動手段として北陸鉄道が頻繁に登場する。

石川線 : 金沢市野町〜鶴来〜加賀一の宮間を往復する線。映画では、石川線に乗っていた派手な服装の若い女性が、鶴来で能美線(廃線)に乗り換えており、その行方が謎となっている。

 野町駅

 野町駅に停車している石川線。これは、京王井の頭線の3000系。


能登線 : 1972年に廃線。旧国鉄羽咋駅から、三明駅までの間を往復する非電化の線だったとのこと。映画では、鵜原憲一の死体ではないかと、貞子が富来の警察まで出かけていくときに、金沢から津幡・羽咋と旧国鉄七尾線で移動し、羽咋駅で小さな列車に乗り換え三明でさらにバスに乗り換えて出かけていくシーンが写っている。

 羽咋駅 ホームの向こう側が、能登線の駅だったらしい。

 JR羽咋駅。

 能登線の終着駅。三明駅の跡地。

 三明駅跡地の横の町並み。雰囲気は残ってる?



能登金剛 謎の原点となっているのは、寂しい富来の集落と、ヤセの断崖。

 

今の富来の町並みは、映画とはかけ離れてモダンに。これは、道の駅からとった写真。この道の駅には、ギネスブックに載っているという世界一長いベンチもある。





クライマックスはヤセの断崖。

 ヤセの断崖 2007年の能登半島地震のために崩れてしまった部分があると聞くが。。。
海をのぞき込むと 痩せる思い、だからヤセの断崖というとか。


なお、ヤセの断崖から300mほど行ったところに、義経の舟隠しという、義経が48艘の舟を隠したと伝えられているスポットがある。
 


(以上、2008年5月撮影)


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