Akritas | 1973 | 短いながらも、スリリングかつめまぐるしく展開するトータルアルバムとなっている。アフロディティス・チャイルドの666でも聴けるギリシャ的なサウンドと、プログレ然としたサウンドのコンビネーション。傑作。 |
Di' Efhon | 1992 | 作曲:Nikos Antypas、作詞:Lina Nikolakopoulou | |
Ei...! | 1994 | 歌はうまいし、仄かなギリシャ風味を残しつつインターナショナルなアレンジで、とてもシンフォニックな傑作。作曲:Nikos Antypas、作詞:Lefteris Papadopoulos、Aris Davarakis | |
Nefelis Str. '88 | 1995 | SSWである彼女自身による作詞作曲の作品。 |
Anemos | 1998 | ||
Thimata Eirinis | 1999 | ||
Isos I Agapi | 2000 | ||
Kodikas Entos | 2004 | ||
F Chrisos Logos | 2009 |
End Of The World | 1968 | 中学生の時に、初めてEnd Of The Worldを聴いたときには、コンパクトなポップ・ロックであるのに、楽曲の良さとミステリアスさの絶妙なマッチングにとても驚いた。Rain and Tearsも、よくBGMなどで聴く曲。ということで、プログレというよりも、ポップ・ロックの名盤。 | |
It's Five O'clock | 1969 | 本作も、1作目と同様にポップな名曲が多数入っており名作。 | |
666 | 1971 | End of the Worldを聴いて、あわててアフロディティス・チャイルドのLPを買いに行ったが、ベスト盤しか手に入らず、その解説で666というプログレの大名盤があることを知った。その後、すぐに輸入盤屋で手に入ったが、「∞」という恐怖の音に???となってしまったことを記憶。エーゲ海などプログレ的に聴ける曲と、ブズーキなど民族楽器を用いた楽曲が入り乱れ、2枚組という大作であることから、若干、当時は退いてしまったことを記憶。これは、ラジカセ、イヤホン、ミニコンポで聴いてはだめなアルバム。でっかい音で、サラウンドで聴くと、とても感動するアルバム。 |
Apocalypsis | 1980 | 骨太なベース、ギターと、軽い(少しチープな)キーボードによるシンフォのアルバム。 | |
No | 1981 | 歌がうまい。Fマーキュリーをふと思い出してしまった。 |
Ela Ela Osanna (Someone) | 1971 | ||
Axis | 1973 | Aphroditesの666 やAKRITASとともに、間違いなくギリシャのプログレの最高峰に位置するものだと思う。5度の音程で感じるぽっかりと穴の開いたような不安定な音に、なにかエキゾチックなギリシャ的なイメージを感じるだが、このアルバムも冒頭の曲が、そのようなサウンドで、とてもギリシャ的だと納得する。ただし、アルバムの大部分は、マシーンのようなサイケでアバンギャルドでジャージーなヘビーロックというのか、ハードなジャズロックというのか、そういった不思議なミックスとなっている。不思議な魅力に溢れたアルバム。 |
A Child In The Mirror | 2010 | ||
The Finest of Miracles | 2015 | 英語の美声女性ボーカルであるため、結果的にインターナショナルなサウンドとなっている。懐かしさを感じさせられる旋律のフルートと(アコースティックを中心の)ギターが琴線に触れる。加えて、バイオリン、チェロ、クラリネット、トランペットなど多様なゲスト(AnglagardのJohan Brand (b)も一曲参加)に支えられ、さらに、北欧系の様なキーボードの調べ、そして複雑な展開をする楽曲によって、オリジナリティの高い傑作アルバムとなっている。 |
Pahti | 1990 | 静謐なアルバム。 |
ANEPIDOTA GRAMMATA | 1977 | cf -> Lyra | |
Mple | 2003 | Savina Yannatouらがボーカルに参加している荘厳な感じのライブ。傑作。 |
Stavros Logarides | 1978 |
Feggarostolista | 1999 | 美声の彼女の歌がしっとりと透明感のあるトラッド的かつpopsサウンドとなって、とてもイマジネイティブ。Savina Yannatouのアレクサンダーを生み出したギリシアだけある。アレクサンダーとまではいかないが、いくつかの幽玄な曲などは、似た感触がある。 | |
S' ena kosmo mistiko | 2001 |
Odes | 1980 |
Sampotaz | 1981 | cf -> Lyra | |
13 tragoudia | 1982 | cf -> Lyra with Savina Yannatou | |
To '62 Tou Manou Hatzidaki | 1983 | cf -> Lyra with Savina Yannatou | |
Maskes Iliou | 1984 | cf -> Lyra | |
Gkalop | 1985 | cf -> Lyra | |
I IHO KAI TA LATHI TIS | 1985 | 多くの曲で、Savina Yannatouがボーカルで参加しており、それまでのエレポップ路線から、アコースティックギターなども加えて、82,3年頃の両名のコラボアルバムの様に美しさに溢れるアルバムとなっている。 | |
Lepidoptera | 1986 | cf -> Lyra | |
Breaking The Ice | 1989 | ||
MI MOU TOUS KYKLOUS TARATE | 1991 | ふつうに歌ものをやろうとしているかとも思われるが、所詮、ふつうのアレンジはできない人。シンプルなようで、巧妙かつ絶妙なキーボード展開。奇妙なアレンジは健在。冒頭から白鳥の湖。 | |
To Mikser Tis Lena Platonos | 1993 | ジャーマンロックではないが、シンセサイザー音が、一定のリズム、音のミニマル的に進行し、語りがそれにのるといったパターンが中心のアルバム。Sampotazのリメイクが収録されていて、やはり、異様が噴き出てくる。 | |
Anapnoes | 1997 | cf -> Lyra With Savina Yannatou | |
Imerologia | 2008 |
Anphrope | 1972 | ||
Poll | 1972 |
San Ifestio Pou Ksipna | 1997 |
Drank the Conium | 1972 | リードギターが活躍するハードロックのデビュー作。 | |
Phos | 1976 | with Vangelis | |
Waiting for something | 1980 |
KYRIE TON DYNAMEON | 1982 | cf -> Lyra | |
MERA ORGIS | 1983 | cf -> Lyra | |
Marble King | 1998 | ||
Komati Ap' tin Psihi Mou | 2003 | オーケストラ、コーラスを大々的に導入し、シンフォ度は極大になった傑作アルバム。 |
By the lake with the poppies | 1993 | cf -> Lyra | |
Ifantokosmos | 1997 | 前作よりもビザンチン的なトラッド色が強まった3作目。7曲目の出だしはシーラ・チャンドラの様な吃音を使ったボイスパフォーマンス。素晴らしい作品。 | |
ECHOTROPIA | 1999 | cf -> Lyra | |
The Secrets of the Rocks | 2003 | 本人が、e-g,a-g,saz,b,key,per,samplingと何でもこなしてる。何曲かで、b,d,fl等他のミュージシャンの参加あり。これは、インターナショナルにヒットしたアルバムということらしい(2003年1月World Music Charts Europe1位。5ヶ月間、同チャートトップ10以内。)。確かに、自分が所有するのはUSA盤(ギリシャ盤を買うより安くてよい。)。いきなり水のブクブクといった流れる効果音から、けだるくオシャレな感じでタイトル曲が始まる。この曲だけでも秒殺もの。 | |
Taxidoscopio | 2006 | The Secrets of the Rocksに続く6枚目のアルバム。このアルバムに収録されている曲は、各国で公演のためにバンドメンバーとともに旅をしたときの日記だとのこと。全体として前作に比してバンド演奏的な曲が多い(ベース・パーカッションが効いているおかげ)。前作のファッショナブルなものから、トラッド少しに戻った感じ。1曲目はクラフトワークの「トランスヨーロッパ特急」ならぬ「トランスヨーロッパ・ヴァン」。確かに「特急」調の展開。そのまま、中東風の2曲目に。このままトラッド音楽での世界旅行ができるかとも思ったが、全体としては、演奏やアレンジに統一感があるため、めくるめくクリスティ・スタシノプール・ワールドの中で旅をするという感じ。 | |
Greekadelia | 2012 | Stathis Kalyviotisとの共同名義のアルバム。アコースティックな面が大分前面にでてきていおり、エキゾチックなトラッド色の強いアルバム。 | |
NYN | 2016 | Stathis Kalyviotisとの共同名義のアルバム。 |
Se Allous Kosmous | 1975 |
Faded Leaves | 2004 |
Earth | 1973 | ||
Heaven And Hell | 1975 | 冒頭のシンセサイザーのうなりは5度の音程の間隔。全体も、ギリシャのでかい石造りの遺跡のように、荘厳であるとともに、真中がぽっかりと空いた壮大さを保ち、シンフォニック。Jon Andersonが歌で参加。傑作。 | |
Albedo 0.39 | 1975 | ||
Ignacio | 1977 | cf -> Egg |
Zei O Basilias Alexandros | 1986 | cf -> Lyra | |
Traditional Lullabies | 1998 | cf -> Lyra | |
Songs of the Mediteranean | 1998 | ||
Rosa Das Rosas | 2000 | cf -> Lyra | |
Sumiglia | 2005 | cf -> Lyra |